2013年1月29日火曜日

要望書提出しました

本日、伊那市役所へ給食の放射性物質検査に関しての要望書を市長宛、学校教育長宛、
子育て支援課宛に提出してきました。

要望書とともに提出した資料は世田谷こども守る会の資料(「給食のこと」内の
最新版!2012.12月ver. 「冬の注意食材一覧 パート2」』と『これは必須です!
たかが1ベクレル.pdf』をお借りしました。

来年度の方向性に光が見えますように。良い回答を得られるよう、祈るばかりです。




給食の放射性物質検査 検査方法に関する要望書

平成25年1月29日
こどもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク

平素貴職におかれましては子どもたちの安全で安心な生活のためにご尽力賜り感謝申しあげます。
 また、福島第一原発事故を受け、いち早く給食の放射性物質測定を始めて頂いて1年
以上経ちました。継続して測定して戴いていますことに対して重ねて感謝いたします。
汚染は落ち着いてきたかに見えますが、時折大変高濃度の食品汚染が発見されてもおり、
一部で濃縮が始まったのではないかと子をもつ親として心配しております。
 つきましては、25年度も引き続き放射性物質測定を行って頂き、加えて子どもたちの
健やかな成長を願い、より効果的な測定となるよう要望書としてまとめさせていただき
ました。添付資料と共にお読み頂き、是非ご検討くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

要望事項
【1】バッチ式での測定をやめ、代わりに重点的食材毎での測定 (*a) 
(例)重点食材:魚介類、食肉、青果、乳製品、きのこ(*b)、その他加工品(マヨ
ネーズ、干し椎茸、凍結卵など *c)
【2】牛乳の毎日測定
【3】可能な限り下限値を下げること(そのために測定時間を延ばすこと) 
【4】測定結果にて放射性物質が確認された食材は使用しない
*a バッチ式よりも食材毎の測定の方が、予算をより効果的に、効率よく測定可能に
なると思います。
*b きのこは、生活クラブ生協独自の測定でJA上伊那のナメコなどから放射性セシウム
が検出されています。飯田でも菌床椎茸から検出されているようです。
*c ロットでの仕入れの場合はロット毎の測定でお願いします。

[添付資料]
【1】たかが1ベクレル、されど1ベクレル
*グラフの通り、慢性的に汚染された食品を摂取することによる体内残存量は、一度の
摂取よりも負荷が大きくなることを示しています。
放射線の感受性が強い子どもたちが口にする給食は、できるだけ多くの検体を検査し、
確実に安全性が確認できた食材のみを使用しなければならないと言うのがよく分かります。
【2】要注意食材一覧(世田谷こども守る会作成)
*厚労省日報などからの放射性物質測定結果を食材毎にまとめたものです。流通品から
も放射性物質が検出されています。流通されているものが安全とは言い切れないことが分かります。

以上